HONOLULU MARATHON 2010

死ぬまでにやりとげたいことの一つでした。
ホノルルマラソン。
ついに実現。

そして見事４時間５５分で完走！
タイムは去年のNAHAとほぼ同じ。
でも辛さは全く違うもの。

NAHAよりも簡単なコースだと散々聞いていたので
４時間半なんて目標を掲げていたけれど、
早期ハワイ入りで遊びすぎ、食べすぎだったのか、
それはそれは地獄の42.195キロでしたヨ。

去年はわけもわからず走っていたので
なぜか30キロまで余裕ありあり。
でも今年は15キロで膝が痛み始め、
ハーフ過ぎたころには歩いたり、
立ち止まってストレッチしたり。

「４時間半なんて大口叩いちゃったけれど、
　これじゃ完走も危うい・・・」
「ハワイ入りしてからも練習してる人たち、ナンセンス。
　観光で歩き回るくらいが程良いのだ、なんて言ってたのに・・・」
「それにしても足が痛すぎ。泣きたいっす」

残り20キロを一人で戦い抜く気力を失いかけていた時、
序盤に抜いたはずのHISの５時間ペースランナー率いる集団に
とても自然な感じで吸収。
気づいたらペースランナーの真後ろ走ってました。

そこで私は決めました。
私はここで生きていこう。
コーチ（ペースランナー）、一生ついていきます！！！

そう決めてからは、もう、コーチの背中だけを見つめて
膝の痛みも忘れて無我夢中で走りましたよ。
ずーっと頭の中のピッチリズムは、
「コーチ！コーチ！コーチ！コーチ！」
いや、まじで、ずーっと、です。
ゴール後には一種の吊り橋効果でしょうか、
完全にコーチＬＯＶＥ
おかげでなんとか５時間切りして、一応面目は保てました。

今回のマラソンはコーチあっての完走だったけれど、
我ながらよくあの膝痛の中最後まで頑張れたな、と。
まさにアレです。

「自分を自分でほめてあげたい」

そういえば私、頑張れる子だった。
久しぶりに自分の限界を超えた、
過酷ながらも充実した一日でした。

夢にまで見たホノルルマラソン、
ガッツリと私の人生に刻まれました。

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